Enigmail 0.8x アップグレード情報

Enigmail v0.8x for Thunderbird は、新しいユーザーインターフェイスを獲得しました! もし、バージョン 0.81.0 以前の Enigmail に慣れているのであれば、使用する前に以下の情報をお読みください。

Enigmail の設定

Enigmail の設定は、今では 2 つのパートに分かれています:

アカウント毎の設定

アカウント毎の設定は、メニューの Tools -> Account Settings で設定できます。どのアカウントに対しても、 OpenPGP Security というアイテムリストがあり、そこでアカウント毎の設定をします。

バージョン 0.80.0 以前の Enigmail の PGP 鍵の設定は、新しいアカウント毎の設定には 反映されません。 Enigmail は、初期設定ではすべてのアカウントに対して無効になっています。

共通設定

共通設定は、整理・統合され一つのダイアログになっています。 設定は Enigmail のメニュー、またはアカウントマネージャの OpenPGP セキュリティ設定メニューの詳細設定ボタンをクリックすることで出来ます。

新しいオプションとして、暗号化されたメッセージに対して返信する場合に自動的に暗号化するというのが追加されています。 なお、これはメッセージの署名に関しては無関係ということに注意してください。

メッセージの作成

Enigmail の振る舞いは、以前にも増して S/MIME の振る舞いに適合するようになっています。 新しい OpenPGP ボタンが暗号化/署名の設定が選択できるような形で追加されました。 Enigmailメニューはもはや暗号化/署名済みメールの送信メニューを提供しません。 送信は、通常の送信ボタンもしくは、ファイル->送信 のみ可能です。 新しい振る舞いを理解するために、実際に使用する前に、2,3 通のメールを自分自身に 送るなどして新しい設定を試してください。そうすれば、あなたはこの新しいを 理解できるでしょう。

メッセージの暗号化・署名の設定は、メール作成画面の右下の角にて確認出来ます。 署名もしくは暗号化が有効であれば小さなアイコンが表示されます。

既知の問題