~mshinke/nvdajp/betterJtalk

« back to all changes in this revision

Viewing changes to user_docs/ja/userGuide.t2t

  • Committer: Masataka Shinke
  • Date: 2012-04-23 22:37:35 UTC
  • mfrom: (4192.1.18 betterJtalk)
  • Revision ID: mshinke@users.sourceforge.jp-20120423223735-8mkq2504kw52094c
merged lp:~nishimotz/nvdajp/betterJtalk 4210

Show diffs side-by-side

added added

removed removed

Lines of Context:
214
214
%kc:endInclude
215
215
 
216
216
++ オブジェクト内のナビゲーション ++
217
 
ほとんどの場合、アプリケーション上で作業する際は[フォーカス #SystemFocus]及び[カレット #SystemCaret]を動かすコマンドを使用します。
218
 
しかし、場合によっては現在作業中のアプリケーションやオペレーティングシステム上の情報を、フォーカスやカレットを動かすことなく確認したいことがあるかもしれません。
 
217
たいていアプリケーション上で作業する際は[フォーカス #SystemFocus]及び[キャレット #SystemCaret]を動かすコマンドを使用します。
 
218
しかし、場合によっては現在作業中のアプリケーションやオペレーティングシステム上の情報を、フォーカスやキャレットを動かすことなく確認したいことがあるかもしれません。
219
219
通常はキーボードからアクセスできない[オブジェクト #objects]上で作業する必要があるかもしれません。
220
220
このような場合、オブジェクトナビゲーション (移動コマンド) が使用できます。
221
221
 
226
226
ひとつひとつのオブジェクトを行き来しなくても、オブジェクトは階層構造をしています。
227
227
つまり、オブジェクトの中には他のオブジェクトを含んでいるものがあり、その内部のオブジェクトにアクセスするには、それを含んでいるオブジェクトの階層の中に入る必要があります。
228
228
例えば、リストにはリスト項目が含まれていますが、そのリスト項目にアクセスするにはリストの中に入らなければなりません。
229
 
リスト項目に移動した後、次や前に移動すると同じリスト内の他のリスト項目に移動できます。
 
229
リスト項目に移動した後、前後に移動すると同じリスト内の他のリスト項目に移動できます。
230
230
リスト項目に含まれているオブジェクトに移動すると、リストに戻ることができます。
231
231
もし他のオブジェクトにアクセスしたい場合は、リストを超えて移動できます。
232
232
同じように、ツールバーがみつかった場合はその内部に移動してツールバーのコントロールにアクセスする必要があります。
235
235
オブジェクトに移動した後は、[テキストレビューコマンド #ReviewingText]を使ってそれをレビューできます。
236
236
デフォルトでは、ナビゲーターオブジェクトはシステムフォーカスとともに移動しますが、この動作のOnとOffを切り替えることができます。
237
237
 
238
 
点字は、デフォルトではオブジェクトナビゲーションやレビューではなく、[フォーカス #SystemFocus]や [キャレット #SystemCaret]に追従します。
239
 
かわりにオブジェクトナビゲーションやテキストレビューを行いたい場合は、[[点字表示の切り替え #BrailleTether]をレビューに設定してください。
 
238
点字は、デフォルトではオブジェクトナビゲーションやテキストレビューではなく、[フォーカス #SystemFocus]や [キャレット #SystemCaret]に追従します。
 
239
かわりにオブジェクトナビゲーションやテキストレビューを行いたい場合は、[点字表示の切り替え #BrailleTether]をレビューに設定してください。
240
240
 
241
241
オブジェクト間の移動には次のキーを使用してください。
242
242
 
249
249
| 内部の最初のオブジェクトに移動 | NVDA+テンキー2 | NVDA+Shift+コンマ | 現在のナビゲーターオブジェクトに含まれている最初のオブジェクトに移動します。 |
250
250
| システムフォーカスのあるオブジェクトに移動 | NVDA+テンキーマイナス | NVDA+Backspace | 現在システムフォーカスのあるオブジェクトに移動し、もし表示されている場合はレビューカーソルをシステムキャレット位置へ移動します。 |
251
251
| 現在のナビゲーターオブジェクトを実行 | NVDA+テンキーEnter | NVDA+Enter | 現在のナビゲーターオブジェクトを実行します (フォーカスされている時にマウスでクリックしたり、スペースキーを押す動作と同等です) |
252
 
| システムフォーカスまたはカレットを現在のレビュー位置に移動 | NVDA+Shift+テンキーマイナス | NVDA+Shift+Backspace | 1度押された場合はシステムフォーカスを現在のナビゲーターオブジェクトに移動し、2度押された場合はシステムキャレットをレビューカーソル位置に移動します。 |
 
252
| システムフォーカスまたはキャレットを現在のレビュー位置に移動 | NVDA+Shift+テンキーマイナス | NVDA+Shift+Backspace | 1度押された場合はシステムフォーカスを現在のナビゲーターオブジェクトに移動し、2度押された場合はシステムキャレットをレビューカーソル位置に移動します。 |
253
253
| ナビゲーターオブジェクトの位置情報を通知 | NVDA+テンキーDelete | NVDA+Delete | 現在のナビゲーターオブジェクトが、画面上のどこに位置しているかをパーセントで通知します (画面左上からの距離と幅及び高さを含む) 。 |
254
254
%kc:endInclude
255
255
 
264
264
しかしながら、初期状態ではシステムキャレットが移動すると、レビューカーソルはそれに追従します。
265
265
この機能のOnとOffを切り替えることができます。
266
266
 
267
 
点字は、デフォルトではオブジェクトナビゲーションやレビューではなく、[フォーカス #SystemFocus]や [キャレット #SystemCaret]に追従します。
 
267
点字は、デフォルトではオブジェクトナビゲーションやテキストレビューではなく、[フォーカス #SystemFocus]や [キャレット #SystemCaret]に追従します。
268
268
かわりにオブジェクトナビゲーションやテキストレビューを行いたい場合は、[[点字表示切り替え #BrailleTether]をレビューに設定してください。
269
269
 
270
270
テキストのレビューには以下のコマンドが利用可能です。
310
310
その後は[テキストのレビューコマンド #ReviewingText]を使ってテキストをレビューできます。
311
311
また、レビューカーソルの現在位置を含むオブジェクトに直接移動して、そこから[オブジェクトナビゲーション #ObjectNavigation]を使用することもできます。
312
312
 
313
 
点字は、デフォルトではオブジェクトナビゲーションやレビューではなく、[フォーカス #SystemFocus]や [キャレット #SystemCaret]に追従します。
 
313
点字は、デフォルトではオブジェクトナビゲーションやテキストレビューではなく、[フォーカス #SystemFocus]や [キャレット #SystemCaret]に追従します。
314
314
かわりにオブジェクトナビゲーションやテキストレビューを行いたい場合は、[[点字表示切り替え #BrailleTether]をレビューに設定してください。
315
315
 
316
316
以下のふたつのコマンドは、フラットレビューから、またはフラットレビューへの切り替えに使用されます。
354
354
テキストが、リンクなのか見出しなのかといった情報は、移動するごとに通知されます。
355
355
 
356
356
ときどき、これらのドキュメント内のコントロールを直接操作しなければならないことがあります。
357
 
例えば、編集可能なテキストフィールドやリストを使用する際にこの機能が必要で、この機能によって文字を入力したり、カーソルキーを使ってコントロールで作業したりすることができます。
358
 
この処理は、ほとんどの押されたキーを直接コントロールに渡すことのできるフォーカスモードに切り替えることで可能です。
 
357
例えば、編集可能なテキストフィールドやリストでは、文字入力やカーソルキーの使用によりコントロールを操作することができます。
 
358
この処理は、押されたほとんどのキーを直接コントロールに渡すことのできるフォーカスモードに切り替えることで可能です。
359
359
ブラウズモード使用中にTabキーやクリックなどで特定のコントロールに移動した場合、デフォルトではNVDAは必要に応じて自動的にフォーカスモードに変更します。
360
360
Tab操作やクリックによってフォーカスモードが必要ない部分に移動した場合は、自動的にブラウズモードに戻ります。
361
 
また、変更が必要なコントロール上でEnterやスペースを押した場合もフォーカスモードに変更されます。
 
361
また、変更が必要なコントロール上でEnterやスペースを押した場合もフォーカスモードに変わります。
362
362
Escキーを押すとブラウズモードに戻ります。
363
363
手動でフォーカスモードを有効にした場合は、手動で無効にするまではその状態が続きます。
364
364
 
366
366
|| 名称 | キー | 説明 |
367
367
| ブラウズモード/フォーカスモードの切り替え | NVDA+スペース | フォーカスモードとブラウズモード間を切り替えます。 |
368
368
| フォーカスモードの終了 | Esc | 自動的にフォーカスモードが有効になっていた場合、ブラウズモードに変更します。 |
369
 
| ブラウズモードドキュメントの更新 | NVDA+F5 | 現在のドキュメントコンテンツを再度読み込む (ドキュメントの一部が欠落しているような場合に有効) |
370
 
| 検索 | NVDA+Ctrl+F | 入力した文字列を現在のドキュメント内で検索するためのダイアログを開く |
371
 
| 次を検索 | NVDA+F3 | 先に検索した文字列と同じ次の文字列をドキュメント内で検索します。 |
372
 
| 前を検索 | NVDA+Shift+F3 | 先に検索した文字列と同じ前の文字列をドキュメント内で検索する
 
369
| ブラウズモードドキュメントの更新 | NVDA+F5 | 現在のドキュメントコンテンツを再度読み込みます (ドキュメントの一部が欠落しているような場合に有効です)。 |
 
370
| 検索 | NVDA+Ctrl+F | 入力した文字列を現在のドキュメント内で検索するためにダイアログを開きます |
 
371
| 次を検索 | NVDA+F3 | 同じ検索文字列でドキュメントの後方に向かって検索します。 |
 
372
| 前を検索 | NVDA+Shift+F3 | 同じ検索文字列でドキュメント前方に向かって検索します。 |
373
373
%kc:endInclude
374
374
 
375
375
++ 一文字ナビゲーション ++
438
438
%kc:beginInclude
439
439
|| 名称 | キー | 説明 |
440
440
| コメントウインドーの通知 | Ctrl+Shift+C | コメントウインドウ内のすべてのコメントを通知します。 |
441
 
| 自動コメントウインドーの通知 | Ctrl+Shift+A |自動コメントウインドーのすべてのコメントを通知します。 |
 
441
| 自動コメントウインドーの通知 | Ctrl+Shift+A | 自動コメントウインドーのすべてのコメントを通知します。 |
442
442
%kc:endInclude
443
443
 
444
444
+ NVDAの設定 +
917
917
 
918
918
+ サポートされている音声エンジン +[SupportedSpeechSynths]
919
919
この章では、NVDAでサポートされている音声エンジンについて述べます。
 
920
NVDAで利用可能な無料及び有料の音声エンジンの購入及びダウンロード方法の詳細については、 [http://www.nvda-project.org/wiki/ExtraVoices http://www.nvda-project.org/wiki/ExtraVoices]を参照してください。
920
921
 
921
922
++ eSpeak ++
922
923
音声エンジン[eSpeak http://espeak.sourceforge.net/]はNVDAに内蔵されているので、追加のドライバーやコンポーネントをインストールする必要はありません。
945
946
これらの音声はNVDAでも使用できます。
946
947
 
947
948
これらの音声を使用するには、ふたつのコンポーネントをインストールしてください。
948
 
- Microsoft Speech Platform - Server Runtime (Version 10.2) , x86: http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=10208
949
 
- Microsoft Speech Platform - Server Runtime Languages (Version 10.2) : http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=21924
 
949
- Microsoft Speech Platform - Runtime (Version 11) , x86: http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=27225
 
950
- Microsoft Speech Platform - Runtime Languages (Version 11): http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=27224
 
951
 - このページには、多くの音声認識及び音声合成のためのファイルが含まれています。
 
952
目的の言語/音声のデータを含んでいるファイルを選択してください。
 
953
例えば、MSSpeech_TTS_en-US_ZiraPro.msiというファイルはアメリカ英語の音声です。
 
954
 -
950
955
-
951
956
 
952
957
++ Audiologic Tts3 ++
966
971
この章では、NVDAでサポートされている点字ディスプレイについて述べます。
967
972
 
968
973
++ Freedom Scientific社製Focus/PAC Mateシリーズ ++
969
 
NVDAは、すべてのUSBまたはbluetooth接続された[Freedom Scientific http://www.freedomscientific.com/]社製のFocus及びPAC Mateディスプレイをサポートしています。
 
974
すべてのUSBまたはbluetooth接続された[Freedom Scientific http://www.freedomscientific.com/]社製のFocus及びPAC Mateディスプレイをサポートしています。
970
975
使用するには、Freedom Scientific社製の点字ディスプレイ用ドライバーが必要です。
971
976
お持ちでない場合は、http://www.freedomscientific.com/downloads/focus-40-blue/focus-40-blue-downloads.aspから入手できます。
972
977
このページではFocus 40 Blueディスプレイにしか言及していませんが、これらのドライバーはすべてのFreedom Scientific社製のディスプレイをサポートしています。
986
991
%kc:endInclude
987
992
 
988
993
++ Optelec社製 ALVA BC640/680 ++
989
 
NVDAは、USBまたはbluetooth接続された[Optelec http://www.optelec.com/]社製のALVA BC640及びBC680ディスプレイの両方をサポートします。
 
994
USBまたはbluetooth接続された[Optelec http://www.optelec.com/]社製のALVA BC640及びBC680ディスプレイの両方をサポートします。
990
995
これらのディスプレイを使用するために、特別なドライバーは必要ありません。
991
996
ディスプレイを接続して、NVDAでそれが使用できるように設定するだけです。
992
997
 
1008
1013
| 左矢印キー | spLeft |
1009
1014
| 右矢印キー | spRight |
1010
1015
| Enterキー | spEnter |
1011
 
| NVDAメニュー | sp1+Sp3 |
1012
 
| Windows+Dキー (すべてのアプリケーションを最小化) | sp1+Sp4 |
 
1016
| NVDAメニュー | sp1+sp3 |
 
1017
| Windows+Dキー (すべてのアプリケーションを最小化) | sp1+sp4 |
1013
1018
| Windowsキー | sp2+Sp3 |
1014
 
| Alt+Tabキー | sp2+Sp4 |
 
1019
| Alt+Tabキー | sp2+sp4 |
1015
1020
%kc:endInclude
1016
1021
 
1017
1022
++ Handy Tech社製ディスプレイ ++
1018
 
NVDAは、すべてのUSBまたはbluetooth接続された[Handy Tech http://www.handytech.de/]社製ディスプレイをサポートしています。
 
1023
すべてのUSBまたはbluetooth接続された[Handy Tech http://www.handytech.de/]社製ディスプレイをサポートしています。
1019
1024
古いUSB接続のディスプレイを使用する場合は、Handy Tech社からUSBドライバーを入手してインストールする必要があります。
1020
1025
 
1021
1026
以下は、これらのディスプレイ上で使用できるNVDA用のキー割り当てです。
1039
1044
%kc:endInclude
1040
1045
 
1041
1046
++ MDV Lilli ++
1042
 
NVDAは、[MDV http://www.mdvbologna.it/]社製のLilliディスプレイをサポートしています。
 
1047
[MDV http://www.mdvbologna.it/]社製のLilliディスプレイをサポートしています。
1043
1048
これらのディスプレイを使用するために、特別なドライバーは必要ありません。
1044
1049
ディスプレイを接続して、NVDAでそれが使用できるように設定するだけです。
1045
1050
 
1144
1149
| NVDAメニュー | c1+c3+c4+c5 (コマンド N) |
1145
1150
| Shift+Tabキー | スペース+1の点+3の点 |
1146
1151
| Tabキー | スペース+4の点+6の点 |
1147
 
| Altキー | スペース+1の点+3の点+4の点 (スペース+m) |
1148
 
| エスケープキー | スペース+1の点+5の点 (スペース+e) |
 
1152
| Altキー | スペース+1の点+3の点+4の点 (スペース+M) |
 
1153
| エスケープキー | スペース+1の点+5の点 (スペース+E) |
1149
1154
| Enterキー | 8の点 |
1150
 
| Windows+Dキー (すべてのアプリケーションを最小化) | c1+c4+c5 (コマンド+ D) |
 
1155
| Windows+Dキー (すべてのアプリケーションを最小化) | c1+c4+c5 (コマンド D) |
1151
1156
| Windowsキー | スペース+3の点+4の点 |
1152
 
| Alt+Tabキー | スペース+2の点+3の点+4の点+5の点 (スペース+t) |
 
1157
| Alt+Tabキー | スペース+2の点+3の点+4の点+5の点 (スペース+T) |
1153
1158
| すべて読み上げ | c1+c2+c3+c4+c5+c6 |
1154
1159
%kc:endInclude
1155
1160